「ボカ・ピープル」14日開幕、大人も楽しめる参加型ボーカルエンタ

[ 2015年4月13日 05:35 ]

14日開幕する舞台「ボカ・ピープル」、出演者は白ずくめで登場する

 白ずくめのアカペラ歌唱グループによるボーカルエンターテインメント「ボカ・ピープル」(主催・ホリプロ、スポーツニッポン新聞社ほか)が14日から東京・天王洲の銀河劇場で上演される。米ニューヨーク・ブロードウェーで好評を博し、2013年に日本初演、世界各国で高いレベルの歌唱とメンバーによる観客とともに作り上げるパフォーマンスで動画サイト・ユーチューブでは5000万回以上の驚異的な再生回数を記録している。

 真っ白な出演者の姿はインパクト十分、その姿形からは想像できないほどの歌唱力で客席を魅了するのが「ボカ・ピープル」だ。歌はもちろん伴奏まで自身の声で行う8人組が、90分のステージでマドンナ、ビートルズ、マイケル・ジャクソンからモーツァルト、ベートーベンなどの名曲70曲を矢継ぎ早に披露し、「ロッキー」「タイタニック」など名作映画音楽の場面では、ストーリーに合わせたパフォーマンスも披露する。さらに、出演者が客席に下りて、観客を“いじり倒し”たり、ステージに上げて“出演”させてしまうこともあるという。

 ストーリーは「ボカ星」からの宇宙船がエネルギー切れによって不時着する設定。8人によるパフォーマンスによってエネルギーをもらって星に帰るというもの。担当プロデューサーの森博道さんは「子供から大人が楽しめる参加型のエンターテインメント。パフォーマンスで一緒に盛り上がれます」とその楽しさについて、会場で実際に体験してもらうことを勧めている。さらに終演後には出演メンバーが劇場ロビーに現れ、観客と交流することもあるなど、ステージ以外の楽しみも期待できそうだ。

 公演は26日まで。チケットは全席指定8300円、18歳以下5200円。ホリプロチケットセンター=(電)03(3490)4949=まで。25歳以下向けの当日引換券も発売中。

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