京都出身・祐真キキ 米ドラマ「HEROES」新シリーズ大抜てき

[ 2015年4月13日 09:35 ]

米ドラマ「Heroes Reborn」への出演が決まった祐真キキ

 世界中で大ヒットした米ドラマ「HEROES/ヒーローズ」の新シリーズ「Heroes Reborn」に、日本人女優の祐真(すけざね)キキ(26)が出演することになった。

 京都府出身で、高校時代に1年間、米中西部サウスダコタ州に留学し英会話を習得。留学の理由は「中学生の頃から米国のドラマや映画に憧れていた」ため。21歳から1年半、ハリウッド映画界でも活躍するプロデューサーの奈良橋陽子さん(67)が設立した俳優養成機関「アップスアカデミー」(東京都新宿区)で学び、4年前にロサンゼルスに渡った。

 1メートル53と小柄だが、長い黒髪と大きな瞳でエキゾチックな雰囲気の美女。エキストラやウェブサイトのドラマ出演、イベントでの着物モデルなど、さまざまな仕事をしながら、今年に入って「Heroes Reborn」のオーディションを受けた。電話で合格を知らされ、「跳び回って泣いて喜びました」と人気作品への抜てきに大喜びしている。

 06年から10年まで米NBCで4シリーズ放送され、超能力を持つ人々が活躍するSF作品。役柄の詳細は公表されていないが、殺陣や武道も得意としているため、アクションを取り入れたキャラクターとなりそうだ。

 女優を志した理由は、インドの故マザー・テレサさんや米女優アンジェリーナ・ジョリー(39)に憧れ、有名になって発展途上国や環境破壊などの現状を広く伝えるため。「有名になるということが私の夢には欠かせないんです」と世界的な活躍を誓っている。

 新シリーズは全13話で、米国で今秋放送予定。同作で有名になった日本人俳優マシ・オカ(40)も出演する。

 ◆祐真 キキ(すけざね・きき)1989年(平元)4月5日、京都府出身の26歳。高校卒業後、アルバイトで生活。バックパッカーで1カ月間タンザニアを訪れ、国際機関で難民の援助をしている米国人に出会い、女優になろうと決意。家族は両親と兄、妹。叔父は男性ファッション誌「メンズノンノ」などで活躍する人気スタイリストの祐真朋樹氏。

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