泉ピン子「マッサン」早苗の臨終の言葉は「お願いして書いていただいた」

[ 2015年4月4日 08:22 ]

泉ピン子

 女優の泉ピン子(67)が4日放送のTBS系「サワコの朝」(午前7・30)に出演し、進行役の阿川佐和子(61)にNHK連続テレビ小説「マッサン」で演じた、“マッサン”こと亀山政春(玉山鉄二)の母・亀山早苗の臨終シーンについて語った。

 泉は、シャーロット・ケイト・フォックスが演じるマッサンの妻・エリーを徹底的にいじめてきた姑の役だった。しかし、1月10日に放送された早苗の臨終の言葉が、エリーから教えられた英語の「サンキュー、グッドバイ」だったことについて、泉は脚本家の羽原大介氏に最初に会ったときに「最後は英語でお別れを言いたい。英語を使ったらすべてを許すって感じになると思ってお願いして書いていただいた」と明かした。そのシーンを見て、もらい泣きする阿川に「年取ったんじゃないの」と声を掛けたが、撮影した時には「うれしかったのはね、スタッフも全員泣いてくれたの。でも、エリーが本当に泣いてるんですよ」と語り“いじわる婆あ役”は「面白かった」と笑った。

 また、泉は杉村春子さん、森光子さんら先輩から色々言われ、教わったことで女優として成長してきた経験から、若手に同じように伝えたが「一時“若い子をいじめる”と書かれたじゃないですか。でも同じように言っていたことが通じなかったんですけどね」と語り「本当のこと言ったら、人生で一番痛かった。心が折れそうだった」と告白。それでも「注意を文句と取るか、それを受け入れてくれるか…受け入れてくれた上戸彩ちゃんは成功していますね」と明かしていた。

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