やなわらばー発案 4月9日は「フォークの日」音楽ジャンル初認定

[ 2015年4月3日 06:30 ]

自身の発案による「フォークの日(4月9日)」が音楽ジャンルでは初めて記念日に認定されたやなわらばー(左から)石垣優、東里梨生

 沖縄・石垣島出身の女性デュオ「やなわらばー」の発案で、4月9日が「フォークソングの日」に認定されることになった。2人は「かぐや姫」やイルカ(64)らを輩出し、フォークの名門として知られる所属レーベル「PANAM」を通じて申請。一般社団法人日本記念日協会が認可した。協会の加瀬清志代表理事によると「音楽ジャンルでは初の記念日認定」という。

 2人はギターや三線(さんしん)などの楽器と歌という、シンプルな構成で活動。同じように、主にギターと歌で悲哀や喜びを表現するフォークを勉強しようと、1年ほど前から新橋「落陽」や神田「昭和」など、都内のフォーク酒場を訪れ、客と交流しながら歌を披露してきた。その中で東里(あいざと)梨生(32)が記念日の制定を思いついた。

 2人は8日にフォークカバーアルバム「縁唄」を発売し、同日に都内で記念日認定証授与式に臨む。石垣優(32)は「私たちのようにフォーク世代じゃない人たちにも、記念日の制定を機にフォークソングの魅力を知ってもらいたい」と話している。

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2015年4月3日のニュース