「報ステ」で“バトル”の古賀茂明氏が心境語る「再生します」言動の意図説明

[ 2015年3月28日 15:48 ]

古賀茂明氏

 27日に生放送されたテレビ朝日「報道ステーション」(月~金曜後9・54)で、古舘伊知郎キャスター(60)と番組の“降板”をめぐり“バトル”を繰り広げた元経済産業省官僚の古賀茂明氏(59)が同番組終了後、東京都内でインターネット番組に出演。今回の言動の意図を説明するとともに、今後について「幸か不幸か、これで東京のキー局出演はまず当分あり得ない。逆にいろいろなことがやりやすくなったので、自由にやらせていただきたい。降ろされたから、落ち込んでいることは全然ないので。再生します」と心境を語った。

 「インディペンデント・ウェブ・ジャーナル(IWJ)」の代表を務めるジャーナリスト・岩上安身氏(55)の直撃に答えたもの。

 古賀氏は「報ステ」の中で「テレビ朝日の早河(洋)会長と(制作協力している)古舘プロジェクトの会長の意向で、きょうが最後ということになりました」と発言。古舘キャスターは「テレビ側から降ろされたというのは違う」と反論した。

 古賀氏はこれまで同番組にコメンテーターとして出演し、安倍政権に批判的な発言をしていた。この日は「菅(義偉)官房長官をはじめ、官邸の皆さんからバッシングを受けてきた」と話し「I am not ABE」と書いた紙を掲げる一幕があった。

 古賀氏は岩上氏の直撃に「一石投じるということで、今の日本の報道がどうなっているかという議論のきっかけにしてほしい。『番組を私物化している』などと言われましたが、僕は自分の宣伝をしているわけでも何でもない。自分の利益を考えたら、こんなこと言わない方がいい」と官邸に抗議する今回の言動の意図を説明した。

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