「知っとこ!」12年の放送に幕、涙の松嶋尚美「みんなに助けられた」

[ 2015年3月28日 09:26 ]

28日に放送終了した「知っとこ!」MCの(左から)柳原可奈子、松嶋尚美、富岡佳子

 大阪・毎日放送が制作するTBS系の情報番組「知っとこ!」(土曜前8・00)が28日、12年間にわたる放送を終了した。

 2003年のスタート以来MCを務めてきた松嶋尚美(43)は冒頭から「もう泣きそうですけれど」と言いつつ涙ぐみ、柳原可奈子(29)富岡佳子(46)とともに「究極の朝ごはん」を紹介、番組内でもVTRで登場した“究極の朝食”に舌鼓を打った。お茶の入ったグラスが番組出演者だった中尾彬(72)手作りで、ねぎらいのVTR出演もあり、3人は驚きと感謝の表情を見せた。

 番組エンディングではMC3人があいさつし、柳原は「たくさん勉強できました。土曜日にむくまないよう金曜日夕食控えめにしていた」、富岡は「自分が出演出来て夢のようだった。お世話になりました」、最後に松嶋は「右も左も分からない中、みんなに助けられた。中尾さんも、(桂)ざこばさんも、よゐこも、TKOもますだおかだも…。12年間休んだり、わがままとかあったけど本当に守っていただきありがとうございました。またどこかテレビ出てますから応援してください」と涙を見せながら、感謝の言葉で慌ただしく締めくくった。

 また、終了後に毎日放送を通じ「はじめた時の目標は“目指せ3年”。ちょっと目標高すぎかな?と思ってましたが、なんとその4倍も!自分で言うのもどうかと思いますが…すごい!体調を崩して休んだり産休したり、いっぱい迷惑をかけたのに、いつも共演者&スタッフの皆さんが、あたたかく迎え入れてくれてうれしかった。“ただいまー”って気分にさせてくれるホーム感がホントありました。私の周りでメッチャ評判良かったのが“世界の朝ごはん”のコーナー、最近、海外を取り上げる番組をよく見ますが、“知っとこ!”が火付け役だったと言っても過言ではない。個人的な思い出…一番感謝していることは、憧れだったジョニー・デップに“フレンド”って言ってもらえるくらい会わせてもらったこと。もちろん、他にもたくさん、たくさん感謝でいっぱいです。頼りないMCでしたが、私自身は毎週楽しかった。もっともっと続けていきたかったなぁ。本当に12年間ありがとうございました」とコメントが発表された。

 番組スタート当初は松嶋と中島知子(43)によるお笑いコンビ「オセロ」(2013年解散)が司会。中島が体調不良のため11年4月から長期休養。家賃滞納問題などにより、12年3月に降板。松嶋は13年4月、コンビ解散を生報告した。松嶋はこの間、11年12月に第1子男児、13年6月に第2子女児を出産。産休を挟みながら、MCを務めた。

 4月4日からは関ジャニ∞の丸山隆平(31)小堺一機(59)小島瑠璃子(21)をMCに「お金」と「健康」をテーマにした新情報番組が始まる。

続きを表示

2015年3月28日のニュース