岸本加世子パワーアップ!?高橋光臣を「もっといじめたい」

[ 2015年3月19日 12:59 ]

NHK BS時代劇「神谷玄次郎捕物控2」試写会見でコメントする岸本加世子

 4月3日にスタートするNHKのBS時代劇「神谷玄次郎捕物控2」(BSプレミアム、金曜後8・00、全8回)の試写会が東京・渋谷の同局で行われ、主演の高橋光臣(33)をはじめ、中越典子(35)岸本加世子(54)中村梅雀(59)らが出席した。

 普段はグータラだが、いざ事件が起こると天才的な集中力と観察力で事件を解決する神谷玄次郎の活躍を描く、藤沢周平原作の捕物帖第2弾。昨年4月から全5回で放送されたドラマの続編で、京都で約3カ月撮影を行い、3日前にクランクアップしたばかりだ。

 「現場にいるときから、ハードボイルドというテーマがあった。男の優しさあり、懐の深い人間」という玄次郎を演じ切り、「とにかくたっぷり時代劇をやらせてもらった」と満足感をにじませた高橋。

 本作の見どころの1つが高橋の立ち回りシーン。「ずっと腰痛を持っていて、パート1の時はそれとの戦いで、それが一番悔しかった。まずそこを直して、ちゃんと立ち回りを見せたい」との思いから、この1年で自宅を一室を改装。パート2の制作が決まる前からトレーニングを重ね、「2があると決めつけて、一から鍛え直した。立ち回りに関しては多少なりとも上がっていると思うし、回を追うごとに激しくなっていて、やりがいもあった」と充実の表情を見せた。

 そんな高橋演じる玄次郎の父の代から仕える女中・おさくを演じた岸本は「自堕落の玄次郎におせっかいを焼いたり、説教をしたりするのが、今回はパート1よりパワーアップしている」とニヤリ。それは高橋も「いろいろありましたね」と苦笑いするほどで、「ホウキで顔を殴るとか、お盆をぶつけるとか、足裏のツボを思っきり押すとか、パワーアップして、これが本当に楽しかったんです。本当に良い現場で楽しくて、私の役も楽しくて、パート3があったらもっとパワーアップしていじめたい」と満面の笑みを浮かべていた。

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