勘九郎「おしとやかなイメージでしたが…」笑顔で金沢初お練り

[ 2015年3月19日 05:30 ]

金沢でお練りを行った(手前右から)中村勘九郎、中村獅童、中村七之助、片岡亀蔵

 北陸新幹線開業を記念した平成中村座金沢公演「怪談乳房榎(かいだんちぶさのえのき)」に出演する中村勘九郎(33)七之助(31)、中村獅童(42)、片岡亀蔵(53)が18日、人力車に乗って金沢市でお練りを行った。

 同市で歌舞伎役者の「お練り」が見られるのは初めてとあって、沿道には大勢の市民や観光客が繰り出し「中村屋」の掛け声が飛んだ。熱烈な歓迎ぶりに勘九郎は「金沢はおしとやかなイメージでしたが、パワフルですね。新幹線でこれだけ早く来られるのだから毎年来たい」と笑顔。七之助は「金沢は父(故勘三郎さん)と一緒に来た思い出深い土地なのでしっかりやらせていただく」と力を込めた。

 今月13日に元会社員の女性(31)と挙式したばかりの獅童は、駆けつけたファンから「結婚おめでとう」と祝福され、「新幹線開業のおめでたい時に歌舞伎ができることが何よりうれしい」。亀蔵は「皆さん、ぜひ劇場に来てください」と呼びかけていた。公演は20日から23日まで、金沢歌劇座で。

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