内村光良 13年ぶり連ドラ主演、役者とコント番組との両立に苦闘

[ 2015年3月15日 14:18 ]

NHK―BSプレミアム連続ドラマ「ボクの妻と結婚してください。」スタジオ取材会にパジャマ姿で取材に応じる内村光良

 「ウッチャンナンチャン」の内村光良(50)が15日、都内のスタジオで行われたNHK―BSプレミアムの主演ドラマ「ボクの妻と結婚してください。」(5月10日スタート、日曜後10・00)のスタジオ取材会に妻役の木村多江(43)とともに出席。TBS「ぼくが地球を救う」(2002年)以来の約13年ぶりの連続ドラマ主演で、コントとの両立に苦労していることを明かした。

 放送作家・樋口卓治氏の同名小説のドラマ化で、連続テレビ小説「ちゅらさん」、フジテレビ「最後から二番目の恋」などの岡田惠和氏が脚本を手がけ、「60歳のラブレター」「神様のカルテ」などの映画監督の深川栄洋氏(38)が演出するコメディー。

 撮影は1月からスタート。今月末にはクランクアップを迎えるが「毎日楽しく、切なく、修行のようにやっています。監督に乗せられて、7回ぐらい号泣してます。こんなにドラマで泣いたのは自分でも不思議なぐらい」。人を笑わせることが大好きなテレビ局勤務の営業マンだが、突然、がんで余命6カ月を宣告され、妻の再婚相手を探すという主人公・修治を演じる。「(修治は)男らしい。男の中の男だなと思った」と感心した内村。自身も妻子を持つ身だが、「たぶん旦那さん探しはしないけど、(再婚しても)いいよとは言うかも。がんになってみないとわからないですけど、延命措置をすると思う」と自身に照らしわせた。

 NHK総合のコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」(木曜後10・00)の第3シリーズも4月からスタート予定。現在はドラマとコントの掛け持ちの日々を続けている。「『LIFE!』も毎週のように収録をやっていて、ここで号泣した翌日に宇宙人僧侶をやったり本当に変わった仕事だなと」としみじみ。「(ドラマが)クランクインしてからコントを撮った時に、『LIFE!』の監督からもうちょっとコントっぽくって言われて…。すごいシリアスな芝居をしてしまって、『LIFE!』もお芝居なので、切り替えるのが難しいなと。司会業のほうがやりやすい」と俳優とコメディアンの両立に苦労していることを告白した。

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