渡辺謙 米ブロードウェーデビュー、ミュージカル「王様と私」主役

[ 2015年3月13日 09:58 ]

渡辺謙(左)が主役の一人を務めるミュージカル「王様と私」(ポール・コルニック氏撮影、リンカーン・センター・シアター提供)

 日米の映画で活躍する人気俳優渡辺謙(55)が主役の一人を務めるミュージカル「王様と私」のプレビューが12日、ニューヨークのリンカーン・センター・シアターで始まった。渡辺にとってブロードウェーのデビューになった。

 会場のビビアン・ボーモント劇場は千以上の観客席があるが、予約サイトではほぼ売り切れの状態だった。午後8時(日本時間13日午前9時)の開演に合わせ、観客が次々と入った。

 「王様と私」は19世紀のタイが舞台で、王子らのために王が呼び寄せた英国人の女性教育係と王との関わりを描く。かつてユル・ブリナーが王を演じて人気を博し、映画化もされた。

 渡辺は王の役で、相手役の教育係はケリー・オハラが務めた。オハラは米演劇界の栄誉トニー賞の候補に何度も挙がっている。

 本公演は4月16日から始まる。(共同)

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2015年3月13日のニュース