木村文乃 デビュー10年で連ドラ初主演!バツイチシングルマザー役

[ 2015年3月9日 06:00 ]

TBS「マザー・ゲーム」で、連続ドラマ初主演を果たす木村文乃

 清楚(せいそ)な正統派美人女優として人気の木村文乃(27)が連続ドラマに初主演する。TBS「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」(4月14日スタート、火曜後10・00)で、バツイチのシングルマザーを演じる。

 ドラマは完全オリジナルストーリー。年収250万円で生活に余裕のない主人公・蒲原希子が、ひょんなことからセレブ幼稚園に息子を通わせることになってしまい、場違いな雰囲気に戸惑いながらも、持ち前のパワフルさで、人には言えない問題を抱えるママたちの救世主になる物語。

 木村はデビュー10年でつかんだ連ドラ初主演。「機会をいただき、とてもうれしい気持ちです」と素直な喜びを語る。ここまで女優生活は平たんな道のりではなかった。自身の進路に迷い、引退も考えて、アルバイト生活に入ったこともあった。だが、2010年に現在の所属事務所にスカウトされて再スタート。翌11年に透明感あふれる容姿がCM業界で注目され、現在は6社に出演。ドラマや映画でも活躍し、注目の存在となっている。

 新井順子プロデューサーは「今、最も勢いのある木村さん。その演技力で、親しみやすく、愛情にあふれた役をお願いしたいと思いました」と話している。

 木村は台本をつくり上げるための話し合いに同席し、「希子の気持ちや作品に対しての愛情を持ちながら心の準備ができました」と15日のクランクインに備える。新たなヒロイン誕生を前に「何があっても前向きに頑張るシングルマザーの役を通して、女性の皆さんを元気にする作品にしたいです」と張り切っている。

 ◆木村 文乃(きむら・ふみの)1987年(昭62)10月19日、東京都生まれの27歳。06年公開の映画「アダン」のヒロインでデビュー。出演作はNHK連続テレビ小説「だんだん」(08年)、同「梅ちゃん先生」(12年)、日本テレビ「明日、ママがいない」(14年)など。現在放送中のフジ系「銭の戦争」、公開中の映画「くちびるに歌を」にも出演。特技は乗馬、スキー、剣道(初段)。身長1メートル64。血液型AB。

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