海老蔵、悲しみこらえ「前に進むしか」「なにがあっても変わらない朝を」

[ 2015年2月23日 10:47 ]

市川海老蔵

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(37)が23日朝から立て続けに自身のブログを更新。坂東三津五郎(ばんどう・みつごろう、本名守田寿=もりた・ひさし)さんが21日午前2時3分、すい臓がんのため59歳の若さで亡くなったなったことを受けて、改めて思いをつづった。

 海老蔵は、三津五郎さんの訃報が公表された22日には、午後8時56分に「兄さんのもとへ」とのタイトルでブログを更新。「信じたくない…」と一言だけ記していたが、弔問から一夜明けたこの日はまず午前8時1分に「おはようございます」のタイトルでブログを更新すると、「色々あります。色々あります。…しかし現実…前に進むしかない…と覚悟を決める朝です。おはようございます。今日も素敵な1日を過ごしください」と悲しみをこらえるように言葉を紡いだ。

 そして、午前8時14分には、「なにがあっても変わらない朝を、変えない朝を選択します」との短い文章とともに、日課のトレーニングメニューをこなすべくバランスボールの上に座った自身の写真を掲載。

 さらに、午前8時59分には、木漏れ日の写真とともに「伝統とは火を伝える事と似ている。油を絶やさずに火を灯を灯し続けることと、油を絶やすことを油断という。油断していないつもりでも灯は消える事はあるのだろうか…伝統の中での油断は誠に禁物である。終わりのない芸の世界、更に終わりが遠のいた、やるしかない、ただやるしかない、粛々と続ける事、それしかないです」と自らに言い聞かせるようにつづった。

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2015年2月23日のニュース