KISS 異色コラボも「ももクロこそロックスターだ」と絶賛

[ 2015年2月22日 05:30 ]

記者会見でポーズを決めるももいろクローバーZの(前列左から)有安杏果、佐々木彩夏、百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、KISSの(後列左から)エリック・シンガー、ポール・スタンレー、ジーン・スモンズ、トミー・セイヤー

 23日から来日ツアーを行う米ハードロックバンド「KISS」が21日、都内で会見した。東京ドーム公演(3月3日)で共演予定の5人組アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が飛び入り参加するなど、ド派手衣装とメークがトレードマークのバンドらしい、にぎやかな会見となった。

 ももクロは会見の終盤、オリジナルの法被を持って登場し、KISSの4人にプレゼント。ギターのポール・スタンレー(63)は百田夏菜子(20)を持ち上げて、感激ぶりを表現した。

 KISSとももクロは先月、共演曲「夢の浮世に咲いてみな」と「SAMURAI SON」を発表。米ラスベガスでのミュージックビデオ(MV)の撮影で対面しており、百田は「再会できてうれしい」と喜んだ。玉井詩織(19)は撮影を振り返り「初恋の話を聞かせてもらったり、仲良くさせてもらった」と話した。

 ポールはももクロについて「初めてパフォーマンスを見た時に素晴らしいと思った。個性が強くてゲイシャのようだ」と絶賛。「夢の浮世…」はオリコンチャートで2位を記録しており「アイドルとのコラボはロックンロールじゃないと言う人がいたが、僕らの考えは間違っていなかった」と胸を張った。ベースのジーン・シモンズ(65)は「いろんなグループやバンドを見てきたが、ももクロこそロックスターだ」と賛辞を惜しまなかった。

 KISSの来日公演は約1年半ぶり11回目。5公演で計6万5000人を動員する予定。東京ドーム公演は14年ぶりで、ポールは「1年半前よりもビッグになって戻ってきた。KISSにしかできないステージを楽しみにしてほしい」と呼びかけた。

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2015年2月22日のニュース