見たいものがない?日テレ、日曜午後10時半にドラマ枠新設のワケ

[ 2015年2月7日 06:00 ]

日本テレビのドラマ「ワイルド・ヒーローズ」に主演するEXILEのTAKAHIRO

 日本テレビが4月の改編で日曜午後10時半にドラマ枠を新設することが6日、分かった。同日、東京・汐留の同局で行われた4月期番組編成説明会で発表された。

 日テレの日曜夕から夜は他局を圧倒する最強布陣。「笑点」(後5・30)から始まり、「真相報道バンキシャ!」(後6・00)「ザ!鉄腕!DASH!!」(後7・00)「世界の果てまでイッテQ!」(後7・58)「行列のできる法律相談所」(後9・00)「おしゃれイズム」(後10・00)「有吉反省会」(後10・30)と軒並み2ケタを記録している。そこに割って入る形で、新ドラマ枠が午後10時半に誕生する。

 第1弾はダンス&ボーカルグループ「EXILE」のTAKAHIRO(30)主演の「ワイルド・ヒーローズ」に決まった。現在、日本テレビ制作のドラマは水曜10時と土曜9時の2枠のみ。09年3月以来、6年ぶりに3枠目の制作を決めた大きな理由に配信、映画化などの「ストックコンテンツの強化」がある。

 同局の黒崎太郎編成部長は「動画コンテンツは地上波放送だけでなく、いろいろな形で楽しまれる時代になった。いろいろな形で我々のコンテンツを楽しんでもらえる方法を考えないといけない。地上波放送だけで勝負していてももはや先々は見えないと思っている。配信や映画、舞台への派生など、いろいろな部分での日本テレビのコンテンツ制作力、ブランド力を発信していくのに適しているのは何かと考えた時にドラマだった。ストックコンテンツであるドラマを充実させていこうと考え、3枠目を敢えて入れた」と説明した。

 既存の2枠との棲み分けは、水曜日は女性向け、土曜日はファミリー向けであるのに対し、日曜日の新枠は大人の男性も楽しめる良質なエンターテインメントだという。時間帯は日曜日の午後10時半というドラマとしては異例の編成だ。

 黒崎氏は「日曜日のこの枠は長年改編したくてもやれなかったゾーン。『おしゃれイズム』は長年人気があり、1社提供でやっている。一方で、いろいろな調査を見ると日曜22時、23時は見る意欲はあるが、見たいものがない時間帯とも言われる。そういうゾーンにぜひドラマをやってみたいと、ドラマ枠を新設した」と念願叶っての変更であることを明かした。そして「別に22時からとか、23時からとかでやらないといけないということはない。『おしゃれイズム』に続いて、見たいものがない時間帯に、見たいものを提供していくということ。もちろん、どこでドラマをやったら視聴率が取れるのかも検討した結果、日曜日のここになった」と熟慮した結果の枠決定であることを強調した。

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