吉永小百合 3・11に朗読CD発売「ずっと福島に寄り添って」

[ 2015年1月26日 08:20 ]

尺八奏者・藤原道山(左)とレコーディングに臨む吉永小百合

 女優の吉永小百合(69)が東日本大震災から4年となる3月11日に朗読CD「第二楽章 福島への思い」をビクターから発売する。「ずっとずっと私たちが福島の方たちに寄り添って支えていかれるような、そんな思いがしています」とCD化の意義を強調した。

 戦争の悲劇は二度とあってほしくないと、原爆詩の朗読をライフワークにしている吉永は「第二楽章」のタイトルで過去に「広島編」(97年)「長崎から」(99年)「沖縄から」(06年)と3枚の作品を発表してきた。

 沖縄編から9年。新たに吹き込んだのが「福島への思い」だ。11年6月にデザイナー三宅一生氏が開催した「東北の底力」という展示会で朗読を依頼されたのが縁で被災者の詩と出合い、これまでも郡山市やいわき市で朗読会を行ってきた。

 昨年12月末には帰宅困難区域の双葉郡葛尾村に足を運んだ。「実際に行ってみないと悲しみが分からないと思いましたので。除染された土がビニールシートをかぶせたまま至る所に放置されている。近くに仮設住宅がありましたが、もうすぐ4年なのに何も変わっていない…」と表情を曇らせた。

 福島で高校教師をしている和合亮一氏の「詩ノ黙礼」や避難生活を余儀なくされる佐藤紫華子さんの「原発難民」、さらに小学生から高校生までの詩5編を含む計23編が収録される。彩るのが“和楽器の貴公子”と呼ばれる藤原道山(42)の尺八や箏(そう)の音色。発売前日の3月10日には千代田区の津田ホールで発表コンサートを開く。

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