安藤サクラ“人を殺しそうな目”に満足感「人型生物ってすげえ」

[ 2014年12月20日 16:28 ]

「百円の恋」初日舞台あいさつを行った安藤サクラ

 女優・安藤サクラ(28)が20日、主演映画「百円の恋」(監督武正晴)の初日舞台あいさつを共演の新井浩文(35)らとともに東京・テアトル新宿で行った。

 2012年に新設された脚本賞「松田優作賞」の第1回受賞作となったオリジナル脚本で、安藤は700人以上の応募があったオーディションを勝ち抜きヒロインの一子役を獲得。「肉体的にはムチャをしているけれど、いろんなもんを出してグチャグチャに闘えた幸せな時間だった。後半からはソワソワするのも忘れて、自分じゃない人のように見えた」と満足げに振り返った。

 ボクシングシーンもあるため、ハードな減量など肉体改造にも挑んでいるが、「短期間でここまで変われるのがすごく驚きで、神秘的でもあった。動物はすごいってずっと思っていたけれど、中でも人型生物ってすげえ、動物として最強なことに気づけた」と独特の言い回しで強調。そのボクシングシーンの撮影は20時間に及び、「アドレナリンがコントロールできないくらい出て、目を見開いたままで歩いていたら知り合いに“人を殺しそうな目”と言われた」とジョーク交じりに話した。

 新井も、「リアルに、あしたのジョーみたいになっていた。人には見せられない」と爆笑。それでも「サクラは、現役の日本女優の中でNo・1。すごいと思うことが多々あったけれど、やれて当然」と主演女優をねぎらっていた。

続きを表示

この記事のフォト

2014年12月20日のニュース