博多華丸・大吉 結成25年での初戴冠「福岡に恩返しできた」

[ 2014年12月14日 20:54 ]

優勝した博多華丸・大吉

 「日清食品 THE MANZAI 2014~年間最強漫才師決定トーナメント!~」の決勝大会が14日、東京・台場のフジテレビで行われ、博多華丸・大吉が優勝した。今年で結成25年を迎えたが、2006年に華丸が「R-1ぐらんぷり」で優勝したことはあるものの、コンビでお笑いの賞を獲得するのは初めて。華丸(44)は、「長いこと続けてきて良かった」と喜びをかみしめた。

 昨年末に別の番組で、華丸が最高顧問のビートたけし(67)から「何で出ないの?」と聞かれたことが出場のきっかけ。華丸は「思わず“ですよね”と言ってしまったのがすべて」と苦笑いで振り返った。

 決勝には6位で進出したものの、1回戦はワイルドカードで勝ち上がってきた「三拍子」を6対4で振り切り、3組による最終決戦は10票中9票を獲得する圧勝劇。たけしも、「変な言い方をすれば、ジャンクフードやはやりのレストランじゃなく、老舗の昔ながらの店の味を出された感じ。高くて格式のあるものを見せてもらい、恐れ入った」と大絶賛した。

 福岡からの上京時には、「ちょっと思い出をつくったら、すぐ戻ろうと思っていた」という華丸だが、「終始、博多弁の漫才を評価していただき、福岡に恩返しができた」と感慨深げ。大吉(43)は、「我々は師匠たちにかわいがられていて、今回は大木こだま・ひびき師匠に後押しされた。僕たちが優勝したら出るとおっしゃっていたので、来年はこだま・ひびき師匠が出ます」と話し、最後まで笑いを取っていた。

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2014年12月14日のニュース