マツコに学ぶ 視聴者を引き付けるバラエティのシンプルな構成

[ 2014年12月13日 15:31 ]

視聴者の関心を集めるマツコ・デラックス

 タレントのマツコ・デラックスが司会を務める「マツコの知らない世界」(TBS・火曜21時)の“シンプルな構成”が視聴者の関心を集めている。多くのバラエティ番組が苦戦している中、より多くの視聴者を引き付ける番組のヒントは、タレントの良さを最大限に引き出すことにあるようだ。

 番組はさまざまなジャンルの専門家たちが、マツコにマニアックな世界を紹介するというトークで構成。12月9日放送の「おでんの世界・マスクの世界」では、3000人中196人の接触者数(観たと回答した数、データニュース社のテレビ視聴アンケート「テレビウォッチャー」調べ、以下同)を集めた。この数字は12月7日に放送され、週間視聴率トップだった「世界の果てまでイッテQ!」の207人に迫る数字(視聴率は20・2%)で、「マツコの…」にとっては過去最高の数字となった。

 コンビニ大手4社の「おでん」を紹介し食べ比べるという内容には、満足度も3・85と、高満足度の基準3・7を上回った。視聴者の回答からは「おでんを買いにコンビニに走りました」「(これまで買ったことはなかったが)コンビニおでんを一度は買ってみたいと思った」「マツコが食べていると、なんでも美味しそうなので、購買意欲が高まる」など、この番組を観てコンビニおでんを食べたくなった視聴者が少なからずいた。

 マツコのキャラクターに言及する意見も多く「マツコさんの表情やトークが一番楽しめる番組」「タレントのガヤがいないのが何よりも良い」「マツコの知らない世界、というタイトルですが、マツコの物知りな面と、好奇心の旺盛さに感心した」と、さまざまなマツコ出演番組の中でも、マツコの良さを引き出したシンプルな番組構成に、視聴者は魅力を感じているようだ。
 
 タレントひな壇に多数並べてとりとめのない雑談をするパターンが主流のバラエティ番組が“主流”の中で、数ではないタレントの質とテーマで視聴者を引き付ける番組が、2015年への一つの方向性として模索され始めている。

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