樹木希林 来年6月公開の主演映画の発表に苦言「遺作にしたいらしい」

[ 2014年12月11日 13:13 ]

「あん」の製作発表に出席した河瀬直美監督(左)と樹木希林

 女優・樹木希林(71)が11日、河瀬直美監督(45)の最新作となる主演映画「あん」(来年6月公開予定)の都内で行われた製作発表に出席した。

 ハンセン病を患っていた過去を持ち、生きた証(あかし)を残そうとどら焼き店でアルバイトを始める老女役。衣装の割ぽう着姿で登場した樹木は、挨拶後にカメラマンのフラッシュを制止するスタッフに「なんで? 臨場感があっていいじゃない」と注文したり、質問する記者に自らマイクを手渡そうとするなど、相変わらず自由奔放だ。

 公開が半年以上先のため、「こんなに早く発表して、私でさえ忘れるのに皆さんは覚えてくれるのかしらって聞いたら、ある人が多分、遺作で売りたいんじゃないかって。そうか、遺作で長く引っ張るのかと思ったけれど、死ななかったらどうするのよ」と毒舌も全開。現在も全身がんとの闘いは続けているが、「遺作を望まれているから言いにくいけれど、全身がんはお医者さんが言った病名であって、今、がんがあるわけじゃない。畳の上で死ねれば上出来。それくらい気楽に考えている」と達観した様子で語った。

 今春と今秋に分けて行われた撮影では、体調がすぐれないこともあったそうだが「へばる時はへばるけれど、薬を飲まないのが元気の素」と強調。そして、「河瀬さんとの仕事はしんどかったけれど、こだわりのすごさが分かった。役者をやっている人は、一度はこの人と仕事をした方がいい」と称えていた。

 河瀬監督も、「希林さんが全身全霊でぶつかってきてくれた。現場でやり残したことはない。永遠に希林さんの(演じた)徳江が刻まれている。世界に発信していけるよう構築していきます」とフランス、ドイツで行う編集作業へ気持ちを新たにしていた。

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