AKBドラフト生で初のシングル選抜!川本紗矢 次なるも目標は…

[ 2014年12月7日 09:30 ]

笑顔でインタビューに答える川本紗矢

 AKB48の新曲「希望的リフレイン」で、川本紗矢(16)が初めて選抜メンバー入りした。昨年11月に行われた「ドラフト会議」で、チームBに指名されてから約1年。ドラフト生は各グループに計19人いるが、AKBのシングル表題曲で選抜されたのは川本が最初だ。「見た目はフワフワだけれど踊るとキレキレ」を目指して精進する。

 ――川本さんは北海道出身だから、東京は遠かったでしょう?

 「遠かったです(笑い)。お母さんとおばあちゃんは距離が遠いのでドラフトに出ることに反対だったんですけど、受かってからは応援してくれています」

 ――そもそも野球のドラフトは知ってました?

 「野球をあまり見ないので、どういう制度か知らなくて、お母さんに教えてもらいました」

 ――AKBにはいつ頃から憧れていたのですか?

 「小6くらいから好きになって、中1の頃には、なりたい!って思ってました」

 ――その頃の推しメンは?

 「前田敦子さんと島崎遥香さんです」

 ――センタータイプですね!?

 「そうですね。最初、センターの前田さんを好きになって、それから島崎さんを知って好きになりました。私はドラマを見るのが好きなので“マジすか学園”(前田らが出演)や“私立バカレア高校”(島崎らが出演)を見てました」

 ――前田さんとは?

 「お会いしたことがないんです」

 ――島崎さんは?

 「お会いする機会はまだ少ないんですけど、会った時は優しくしてくれます」

 ――塩対応じゃない!?

 「……(笑い)」

 ――中学の時、部活は?

 「卓球をやってました」

 ――なぜ卓球を?

 「私が通っていた中学は全校で60人くらいしかいなくて、部活はバレー部と卓球部しかなかったんです。バレーは一度だけやったことがあって苦手だったので、結局、一度もやったことのない卓球を選びました」

 ――その卓球部は強かった?

 「2年か3年の時、全道大会に行きました。私自身は1勝くらいしかしてませんけど」

 ――卓球の選手になろうとは思わなかった?

 「思わなかったです。AKBに入りたいという思い以外はありませんでした」

 ――同級生に「AKBに入りたい」と話していた?

 「誰にも言っていないです」

 ――でも、小さい頃からダンスの練習をしていたらしいですね?

 「小2から中3まで、小さいサークルに通って練習していました」

 ――ドラフトに応募する頃に憧れていたのは小嶋真子さんだったそうですね?

 「はい。見た目はフワフワしている感じなのに、ダンスがキレキレなところに憧れます」

 ――AKBに入って実際に小嶋さんに会ってみてどうでしたか?

 「この前、ミュージカル(「AKB49~恋愛禁止条例~」)でご一緒させていただいて、たくさんお話しさせていただくようになりました。私の選抜入りが発表された時もメールをくれて“一緒に頑張ろうね”って言ってくれました」

 ――憧れの人と一緒に仕事をするのは?

 「最初は不思議な感じでしたけど、今は先輩からいっぱい吸収させていただこうと思うようになりました」

 ――川本さんも、小嶋さんのように見た目はフワフワした感じですよね?

 「でも、倉持(明日香・チームBキャプテン)さんから“フワフワしている子だなって思っていたけど、中身もフワフワだった”って言われたんです(苦笑い)」

 ――今年の夏に、川本さんを取材させていただいた時と比べると、だいぶしっかりした感じになりましたよ!?

 「本当ですかあ…?(笑い)」

 ――ぜひ「フワフワだけどキレキレ」になってください。

 「頑張ります!」

 ≪一番楽しい「劇場公演」≫野球で言えばドラフトから約1年での1軍入り。「先輩の方々と一緒にテレビに出させていただくと、凄いと思うことがたくさんあります。トークもパフォーマンスも凄いんですけど、一人一人が自分の個性を持っていて、オーラがあるところが凄いと思います」と、選抜常連組のレベルの高さを痛感している様子。「良いところを吸収させていただき、私自身の個性も見つけていきたい」と意気込んでいる。もともと女優志望だが「今はライブも好きだし、写真撮影も好き」と、いろいろな仕事に興味津々。「現在やっていて一番楽しい仕事は?」との問いには、満面の笑みで「劇場公演です!」と即答した。

 ◆川本 紗矢(かわもと・さや)1998年(平10)8月31日生まれの16歳。北海道出身。中学時代の得意科目は英語。今年3月、チームB公演に初出演。9月のじゃんけん大会で3位に。チャームポイントは笑顔。愛称・さやや。

 ◇AKB48グループ ドラフト会議 13年11月10日にプロ野球と同じ東京・グランドプリンスホテル新高輪で行われた。候補者29人が参加し、グループの計10チームが指名。「入札抽選方式」が採用され、重複指名は抽選に。2巡目で川本はこの日最多の5チーム競合となり、当時チームBだった島崎遥香が交渉権を引き当てた。

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