レディー・ガガ 衝撃告白「毎日レイプされていた…」苦しみを曲に

[ 2014年12月5日 05:30 ]

レイプ体験告白を告白したレディー・ガガ

 米歌手のレディー・ガガ(28)が2日に出演したラジオ番組で、19歳の時に20歳年上のプロデューサーにレイプされた体験を告白した。「レイプされた衝撃はとても大きいものだった。セラピストに通って精神的、肉体的なトラウマ(心的外傷)から脱するのに何年もかかった」と明かした。

 米国では大学内や有名人が絡むレイプ事件が社会問題化しており、ガガの告白も波紋を広げつつある。

 共同電などによると、人気ラジオ番組「ハワード・スターン・ショー」に出演した際、「(レイプは当時)毎日起きた。本当に恐ろしかったし、悲しかった。ひどいトラウマになった」と話した。2013年に発表した曲「Swine」について話している時に告白し、同曲はレイプ体験を基に作ったと説明。「多くの痛みを抱えていて、吐き出す必要があった」と述べた。Swineは豚の意味。

 レイプによるショックは4~5年後により強く表れたという。被害を長年明かさなかった理由については「(レイプされたということを)認めたくなかった」と苦悩をのぞかせ、「私は誰にも言わなかった。自分自身にさえ、長いこと言わなかった。お酒にも頼ったけど、何にもならなかった。原因そのものに立ち向かわないと問題は解決しない」と続けた。

 プロデューサーの名前は明らかにしていない。

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2014年12月5日のニュース