足負傷のアクシデント乗り越え…道重さゆみ 涙のモー娘。卒業

[ 2014年11月27日 05:59 ]

最後の万歳をする道重さゆみ(中)は涙をこらえていたが…

 「モーニング娘。’14」のリーダー道重さゆみ(25)が26日、横浜アリーナで行われた秋の全国ツアー最終公演をもってグループを卒業した。

 「ただ、モーニング娘。が好きなだけでここまでやって来た。大きな愛で支えてくれて、ありがとうございました!」最後のあいさつで、ファンへ感謝。目を潤ませながら、ステージ後方へと消えた。

 2003年1月の加入以来約12年間、4329日在籍は歴代最長。12年5月にリーダーとなり、一時低迷したモー娘の再興を支えた。この日は、自身が受けたオーディションで歌った思い出の曲「赤いフリージア」(メロン記念日)をソロで披露。「泣かないと決めて」臨んだ舞台だったが、こらえ切れず、たびたび泣き崩れた。途中、足をケガするハプニングに見舞われながらも、ファンの大声援に支えられ、走りきった。

 「私は特に何もできないし、口だけは一人前。顔だけはかわいい方だと思うんですけど」と“自分大好き”キャラで笑いを誘いつつ、「そんな私のファンは、変わった人ばっかりだと思います。見つけてくれて、ありがとう。変な人たち、サンキュー!」と、独特の表現でファンに思いを伝えた。

 初代リーダーの中澤裕子(41)らモー娘OGをはじめ、所属事務所の同僚や後輩、プロデューサーのつんく♂(46)も来場。米大リーグ・ヤンキースの田中将大投手(26)も、妻の里田まい(30)とともに声援を送った。豪華メンバーに見守られ、道重はモー娘のページを閉じた。

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