錦織惜敗試合15・2% 深夜にもかかわらず高視聴率記録

[ 2014年11月17日 09:10 ]

ジョコビッチにポイントを奪われ悔しがる錦織(AP)

 世界ランキング5位の錦織圭(24=日清食品)が同1位のノバク・ジョコビッチ(27=セルビア)に惜敗した「男子テニスATPツアー・ファイナル準決勝」を15日夜に生中継したテレビ朝日の平均視聴率が15・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが17日、分かった。

 1次リーグはBS朝日で生中継していたが、錦織の準決勝進出を受け、地上波緊急生中継を決めた。

 中継は15日午後11時6分にスタート。瞬間最高視聴率は日付が変わり、16日午前0時9分の17・4%。第2セットで、錦織が4―3でリードし、激しいラリーの末にポイントを奪った場面だった。

 番組平均15・2%は、同時間帯(後11・06~前0・48)の前4週平均8・0%から、7・2ポイントも上昇した。

 試合は1―6、6―3、0―6。世界王者から今大会初の1セット奪取も、最終セットの第1ゲーム、2本のブレークチャンスを逃し、惜敗。2007年のダビド・フェレール(スペイン)以来となる初出場決勝進出はならなかった。日本人初のトップ10入りや全米オープン準優勝など、歴史を塗り替え続けた錦織の今季が幕を閉じた。

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