松たか子の考える“ありのまま”「1秒、一瞬を歌っている何分間」

[ 2014年11月17日 00:40 ]

「ヨルタモリ」で“アナ雪”トークを繰り広げた松たか子(左)とタモリ(C)フジテレビ

 今年、日本語吹替版の声優を務めたディズニー映画「アナと雪の女王」で主題歌「Let It Go~ありのままで~」を歌い、社会現象を巻き起こした女優の松たか子(37)が16日放送のフジテレビ「ヨルタモリ」(日曜後11・15)にゲスト出演。タモリ(69)らと“アナ雪”トークを繰り広げた。

 女優の宮沢りえ(41)がバーのママ役を演じるお店に、松が客として訪れる。かつて宮沢が妊娠中にもかかわらず、舞台で共演した時、「どんどん(お腹が)ふくらんでいく中で、本当に男前に助けてくれた。私の中では“男前”女優ナンバーワン」と慕う関係だ。

 松といえば話題は「アナ雪」。岩手のジャズ喫茶のマスターで、常連客を演じるタモリと盛り上がる。「あの歌大好き」と言う宮沢に、タモリが「ありのままって意味が分かんねえもん。(人は)常に変化している訳でしょ。その変化は、自分でも分かんないでしょ。ありのままの自分なんて1秒もないでしょ」と持論を吐き出す。松は「1秒、一瞬のよぎったことを歌っている何分間だと思う」と返した。タモリは「本人が解釈するならそうか」と一応、納得していた。

 同番組は今年3月末に「笑っていいとも!」が32年間の歴史に幕を閉じてから、タモリの同局レギュラー復帰作。タモリは東京・湯島あたりにある新装開店のバー「WHITERAINBOW」(ホワイトレインボー)にふらりと訪れた客という設定で、ゲストとトークを繰り広げる。

 女優の宮沢りえ(41)がバーのママ役で、バラエティー番組のレギュラーに初挑戦。コントあり音楽ありと通常のトーク番組とは一線を画し、話題を呼んでいる。

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2014年11月17日のニュース