ピン子“息子夫婦”の敬愛に涙…「マッサン」ヒロイン「寂しい」

[ 2014年11月14日 11:50 ]

(左から)泉ピン子、玉山鉄二、シャーロット・ケイト・フォックス

 女優の泉ピン子(67)が14日、NHK「あさイチ」(月~金曜前8・15)に生出演。イビり役が好評を博した連続テレビ小説「マッサン」(月~土曜前8・00)の撮影秘話を語るとともに、息子夫婦役の玉山鉄二(34)シャーロット・ケイト・フォックス(29)からVTRメッセージを送られ、感激。ハンカチで涙をぬぐった。

 ニッカウヰスキー創業者の故竹鶴政孝氏とスコットランド出身の夫人リタさんをモデルにした夫婦の奮闘記。明治時代、当時は珍しかった国際結婚をした主人公の“マッサン”こと亀山政春(玉山)と、その妻・エリー(フォックス)が日本に帰国するところから始まる。第1週は「鬼の目にも涙」。帰国した夫婦の前に立ちはだかる姑の早苗(泉)との対立が描かれた。

 玉山は「ピン子さんって豪快に見えると思うんですけど、気の使い方がすごくきめ細かい」とピン子の素顔を語る。10月末、北海道・余市でロケがあったが「その時にはもう寒くて、お母ちゃんは僕たちにダウンジャケット、手袋、ニットキャップとか『体冷やさないように頑張ってね』と。実際のお母ちゃんみたいな存在でした」と感謝した。

 シャーロットも「作品を素晴らしいものにしたいという使命感をお持ちで、キビシイ。俳優としての姿勢を敬愛します。妥協しない。一歩も引かない」と尊敬。「ピン子さん、ヒサシブリ。イマ、オソイヨ(午後11時)。ピン子さん、カエッテキテ。ピン子さんがいなくて、とても寂しい。近いうちにお会いしたいです」と手を振った。

 これを見ていたピン子は思わず涙。「懐かしくて、涙が出てきちゃう。会いたいじゃない。(役で)死んじゃったから、会えないけど。すごい仲良かったですからね遠くに離れた子どもを置いてきたみたい。(2人のメッセージは)うれしいわね」とハンカチを目にやった。

 「シャーロットは偉いですよ。孤独だし、やっぱりアメリカ帰りたいだろうし、分かる人もいないし。玉山君も痩せていくし、私も(朝ドラの)主役をやらせていただいて、その気持ち分かりますから。そういう意味では耐えてよくやっていると思う」と評価し。会いたくなっちゃった。呼ばれなくても打ち上げいこうかなって思ってんの」と笑いを誘った。

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2014年11月14日のニュース