竹内結子叩き上げデパガ役!「なりふり構わず」バイトから外商部員に

[ 2014年11月13日 05:30 ]

フジテレビ「上流階級~富久丸百貨店外商部~」で叩き上げデパガの外商部員を演じる竹内結子。黒いカバンには宝飾品、高級時計などを入れる予定

 女優竹内結子(34)が叩き上げの“デパガ”を演じる。来年1月放送のフジテレビスペシャルドラマ「上流階級~富久丸百貨店外商部~」(来年1月16日後9・00)で、百貨店のアルバイトからセレブの顧客を相手にする外商部員に抜てきされた女性役に挑む。

 国税徴収官を描いた「トッカン」で知られる作家、高殿円のお仕事小説「上流階級 富久丸百貨店外商部」(光文社刊)が原作の“職業ドラマ”。

 竹内演じる主人公・鮫島静緒は、地下の食品売り場「デパ地下」のケーキ売り場で、アルバイトとしてケーキを売りまくった実績から契約社員となった後、販売戦略で成功を収めて正社員になった高卒の凄腕販売員。やがて実績を買われ、“上流階級”の自宅を訪れて高額商品を販売する外商部員になり、月1500万円のノルマを達成するために奮闘する。

 宝飾品や高級腕時計などが入った大きなカバンを下げて顧客の元を訪問し、顧客の身内の誕生日を記憶しておいて高級品を勧めたり、顧客から要求された無理難題を、持ち前のバイタリティーを発揮して解決する姿が視聴者をうならせそう。また、デパートの売り上げを支える男社会の部署へ飛び込んだ主人公が、同僚につらく当たられながら、ノルマを抱え、生き残っていけるのかハラハラする展開になりそうだ。撮影は、物語の舞台となる神戸市内にある実際の百貨店や屋敷などを使用して行われる。

 竹内は「キラキラした百貨店という世界の裏側をのぞき見られるようで撮影が楽しみ。なりふり構わず突き進み、正面からぶつかってもがく真っすぐなところを体現できれば」と意欲を話している。

 ≪「ストロベリーナイト」は映画化も≫竹内が演じる、主人公が職場で奮闘する姿を描く“職業ドラマ”では、刑事役の同局「ストロベリーナイト」シリーズが人気。2010年のスペシャルドラマから放送が始まり、昨年は映画化もされた。2012年1月期の連ドラでは最高視聴率16・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマーク。竹内のフジテレビ主演ドラマは、同作の連ドラ以来で3年ぶりとなる。

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2014年11月13日のニュース