“島爺”高橋元太郎は「マッサン」エリーとのエピソード明かす

[ 2014年11月9日 05:30 ]

大阪刑務所の一日刑務所長を委嘱され、第27回関西矯正展のテープカットに出席した高橋元太郎

 NHK「マッサン」で島爺(しまじい)を演じる俳優で歌手の高橋元太郎(73)が8日、ヒロイン・亀山エリー役の女優シャーロット・ケイト・フォックス(29)との心温まるエピソードを披露した。

 高橋の撮影が一段落した9月29日、贈り物を手渡された。「あなたと一緒に話していた時はうちの家庭に戻ってきたような気になりました」と書かれたカードが添えられた箱の中身はハーモニカだった。

 その2日前、高橋はシャーロットとの間で「“僕はカントリーを歌っていた”と言うと、彼女も“カントリーが好き”と答えた」とやりとりしたという。時代劇ドラマ「水戸黄門」のうっかり八兵衛役で知られる高橋はウエスタンバンドで活動後、1960年に「スリーファンキーズ」でデビューしていた。

 「カントリーにはハーモニカでやる歌もある」と解説する高橋は、「彼女が前日(28日)に買いに行ったら、そのお店の最後の作品で1個しかなかった」ことも感動をより深めたという。その思いが詰まった贈り物は「忘れられない僕の宝」で、自宅で練習するそうだ。この日、高橋は堺市の大阪刑務所で一日刑務所長を委嘱され、第27回関西矯正展のテープカットに出席した。

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2014年11月9日のニュース