乃木坂・松村、だんまりステージ キス騒動で葛藤?積極キャラ封印

[ 2014年11月2日 06:35 ]

ライブを盛り上げる乃木坂46の(左から)生田絵梨花、松村沙友理、生駒里奈。松村の表情はどこか硬い印象

 乃木坂46が1日、早稲田大学(東京都新宿区)の学園祭「早稲田祭」でライブを行った。生駒里奈(18)、白石麻衣(22)らメンバー16人が出演。その中には、男性との路上キスなどが先月報じられた松村沙友理(22)の姿もあった。

 1曲目から他のメンバーと比べて笑顔はどこか硬い印象。同世代の男子学生たちから「さゆりんご」と愛称で呼ばれると、小さく手を振り、ほほ笑み返し。本来は積極的に発言するキャラクターだが、約1時間のライブ中、客席に向かって話し掛ける場面は一切なし。歌唱中には振り付けが何度か乱れた。4日前に再開したブログで「毎日悩んでいる」と告白。依然としてスキャンダルの影響が尾を引いているように見えた。

 そんな松村を奮い立たせる目標が、年末のNHK紅白歌合戦だ。ライブ終盤にセンターを務める生田絵梨花(17)が「2014年にかなえたい夢は紅白歌合戦に初出場すること。これを目指します」と宣言。実際に新曲「何度目の青空か?」は約55万枚で過去最高の売れ行き。握手会の動員も右肩上がり。関係者によると、この日のライブは最前列を確保するために徹夜組が出るほどの人気ぶりだった。メンバーもファンも紅白への手応えはある。生田の誓いに、会場を埋めた約4000人からの歓声はしばらくやまなかった。

 この日歌った14曲の最後を締めた歌は「乃木坂の詩」。「後ろを向くな、正面を見ろ」。客席と一緒に大声で歌った松村は、自分の今の心境に重ね合わせたのか目を潤ませていた。

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