峰竜太、今こそ長野愛!御嶽山噴火で傷ついた故郷「応援していく」

[ 2014年10月27日 05:30 ]

長野県のアンテナショップが東京・銀座に開店、特産品をPRした(左から)峰竜太、乙葉、阿部守一長野県知事

 戦後最悪の火山災害となった御嶽山(長野・岐阜県、3067メートル)の噴火から27日で1カ月。長野県ただ一人の観光大使を務める俳優、峰竜太(62)が故郷のために立ち上がった。

 東京・銀座5丁目に完成した長野県のアンテナショップ「銀座NAGANO」の開店セレモニーに26日、出席。同県出身のタレント、乙葉(33)とともにPR活動を行った後、スポニチ本紙の取材に「あれから1カ月。思いがあります」と語り始めた。

 御嶽山の麓の木曽町、王滝村を含む「木曽地域」では、宿泊施設にキャンセルが出るなど、観光への打撃が指摘されている。そこで「世代を超えた人気と、発信力を持つ長野県出身者」として昨年任命された県初の観光大使が動きだす。「亡くなられた方、いまだに行方不明の方がいるということを常に心にとどめたい。そして木曽地域を応援していきたい」。観光のほか、特産の野菜や酒類、木工品などの産物をアピールしていく。

 さらに、「警察、消防、自衛隊などの捜索に関わった皆さんに感謝したいです。まずは、自衛隊の皆さんにお酒を届けたいと思っています」と「竜太」という名前の付いた、出身地の下條村産そばを使用したそば焼酎を贈ることも決めた。今後も「何ができるのかを考え、やっていきたい」と故郷のための活動へ全力投球するつもりだ。

 開店セレモニーの取材には、テレビ信州の情報番組で司会を務める長男で俳優、下嶋兄(けい、31)も出席。「どんなPRをしていくんですか?」などと直撃リポートを行い、突然の親子共演で会場をわかせた。

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