女子プロ野球チームに逆転負け…名倉潤監督「リベンジを」

[ 2014年10月24日 17:51 ]

女子野球との試合後にリベンジをお願いする名倉(中央右)ほか芸人チーム

 お笑いトリオ「ネプチューン」の名倉潤(45)を監督兼選手に据え、「次長課長」の河本準一(39)、「ピース」の綾部祐二(36)らで構成した芸人チームが24日、さいたま市の市営浦和球場で女子プロ野球リーグのアストライア・レイア混合チームと“ドリームマッチ”を行った。

 この試合は、名倉、河本らがMCを務める深夜のテレビ番組にアストライアの辻内崇伸コーチ(26)が出演、女子プロ野球の認知と凄さを多くの人に知ってもらいたいと思った名倉が同コーチに対戦を志願したことから実現した。

 名倉は番組に出演する河本、綾部にメンバー集めを依頼したところ、高校や社会人、プロ野球でドラフト指名をされた芸人など、経験者を集め、名倉は「2番・一塁」、綾部は「5番・三塁」、河本は「9番・遊撃」で先発。初回、ヒットで出場した名倉は先制のホームを踏んだほか、野球部主将経験を持つ綾部も華麗な守備、河本はスクイズを決めるなど2回表までに3―0とリードした。しかし、その後守備の乱れやアストライア・厚ケ瀬の適時打などで逆転され3―6でアストライア・レイア混成チームに敗れた。

 フル出場した名倉は「(相手は)レベルが本当に高い。ちゃんと僕の時は手を抜いてくれました。辻内さんと出会って、僕らと試合して人が集まって、多くの方に知っていただければうれしいですね。きょうは負けてしまったんでリベンジして、満員のスタンドで試合したいです」と女子プロ野球にエールを送った。

 マイクパフォーマンス、そして隠し玉を発端にアストライア・山崎との“乱闘”で自慢のお尻を披露した河本は「正直、女子プロ野球をなめていましたね。凄いです。代表選手の里さんが出てきてくれましたが、あれは打てません。何とかマイクパフォーマンスとお尻も出せましたし、お笑い芸人として成果も出せたかと思います。また試合したいですね」と話し、綾部も「凄さを広めていきたいですね。自分もこれから女子野球を応援していきます」と話した。

 ≪軟式に違和感も楽しめた≫女子プロ野球選手たちは、芸人チーム相手に普段は使わない軟式球で試合を行った。4番を務めた川端は「デッドボールもありましたけど、きょうは楽しめました。軟式の経験がないので、違和感アリアリでしたね」とコメント。最終回に好リリーフした里は「登板予定はなかったんですが、最後は投げたくて投げました。軟式球は違和感はありましたが普通に投げれました。(相手のリベンジ発言に対して)いつでも対戦します」と笑顔だった。

続きを表示

この記事のフォト

2014年10月24日のニュース