伊勢谷友介 主演の日韓合作映画で「日韓関係の希望に」と訴え

[ 2014年10月11日 16:16 ]

日韓合作映画「ザ・テノール 真実の物語」の初日舞台あいさつを行った伊勢谷友介(中央)ら

 俳優・伊勢谷友介(38)が11日、主演した日韓合作映画「ザ・テノール 真実の物語」(監督キム・サンマン)の初日舞台あいさつを東京・新宿ピカデリーで行った。

 共演の北乃きい(23)、堀田眞三(68)らと、観賞後の観客と対じした伊勢谷は、「国と国に難しい問題がある時期に、人と人をつなぐような作品に出られ、役者みょう利に尽きる」と感激の面持ちだった。

 がんに侵され声を失った韓国のオペラ歌手べー・チェチョル(45)と、彼を支援した日本人音楽プロデューサー・輪嶋東太郎氏(51)の友情を描く、事実に基づく物語。先日、釜山国際映画祭でも上映され、立ち会った伊勢谷は「日韓の社会を良くする希望になればいいなと感じた」と話した。

 現在、完全復帰に向けリハビリ中のべーも駆け付け、「アメイジング・グレイス」を披露。北乃は、「歌声が素晴らしく、監督が少し涙を流していたのでグッときた。愛と希望ときずなが詰まった作品なので、皆さんの心に残る作品になるはずです」と訴えていた。

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2014年10月11日のニュース