「噂の!東京マガジン」26年目突入!視聴率17年トップのワケ

[ 2014年10月3日 17:50 ]

「噂の!東京マガジン」司会の森本毅郎(右)と小島奈津子(C)TBS

 1989年10月1日にスタートしたTBS「噂の!東京マガジン」(日曜後1・00)が放送丸25年を迎えた。5日のオンエアで、26年目に突入する。

 当事者の悩みや怒りに焦点を当てて事件や事故の問題の推移を掘り起こす「噂の現場」と、料理などを通して親から子、子から孫へと家庭の知恵が伝承されているかを問う「平成の常識やって!TRY」が不動の二本柱。番組開始当初から総合司会を務める森本毅郎(75)2007年4月からアシスタントを務める小島奈津子(46)をはじめ、抜群のチームワークと丁々発止のトークを誇るレギュラー陣が番組を盛り上げる。

 25年間の総平均視聴率は10・2%。番組最高視聴率は17・6%(1998年8月30日)。97年からは年間平均視聴率で17年連続して同時間帯トップを獲得している(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。
  
 須賀和晴プロデューサーは「分かりやすい例えで言いますと“政権交代よりも隣の家のもめ事が大事”ということです。視聴者の方々の生活感、目線を大切にして大ニュースからではなく、身近な問題から世の中が見えてくるように努力してきました」と最も心掛けていることを語る。

 「あえて視聴者層のターゲットを絞らず、子どもたちからお父さん、お母さん、そして、おじいちゃん、おばあちゃんまで家族全員で楽しめる番組作りを意識してきました。日曜日の午後に幅広い世代の人たちに大いに笑っていただき、時には怒ったり…。その中で、今、世の中に起きていることを家族みんなでちょっと考えてみるという時間を提供したいと考えてきました。番組は26年目を迎えましたが、それはあくまでも通過点として、これからも今までと変わらない姿勢を貫いていくことが私たちの仕事だと考えています」と視線を前に向けた。

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2014年10月3日のニュース