杉良太郎 芸能生活50周年で意気込み「もっと波風立てたい」

[ 2014年10月1日 05:30 ]

芸能生活50周年、福祉活動55周年パーティーで安倍晋三首相(右)から激励を受け、杉良太郎は握手をかわす

 俳優で歌手の杉良太郎(70)が芸能生活50周年、福祉活動55周年を記念したパーティーを30日夜、都内で行った。

 15歳の時から刑務所への慰問活動を続け、現在はASEAN特別大使を務めていることもあって、芸能界だけでなく、政界からもそうそうたる顔ぶれが出席。安倍晋三首相からは「昨年(11月)の日・ASEAN音楽祭では、予算がないのにEXILEやAKB48を出演させてくれた。これからも日本の良さを海外に発信してほしい」と激励された。

 特別大使を務めるベトナムで、日本文化を紹介する番組をプロデュースする計画も明かした。国営テレビ「VTV」で来春から月1回、ゴールデンタイムに放送する2~3時間ほどの番組制作を託されたといい、「ベトナムでは日本の番組が一本も流れていないから、現地の人は日本のことを知らない。この番組が成功すればASEANにも発信することができる。史上初の試みだから気合が入る」と語った。

 パーティーでは約800人を前に代表曲「すきま風」など3曲を披露。半世紀を迎えた芸能活動を振り返り「流し目だ、中年キラーだと言われてきたが、還暦になってさすがに流し目をやってくれとは言われなくなった」と苦笑い。「これまで波風を立ててきたが、これからはもっと波風を立てたい」と意気込んだ。

 ◇主な出席者 安倍晋三、菅義偉、岸田文雄、下村博文、竹下亘、江渡聡徳、小渕優子、松島みどり、太田昭宏、貴乃花光司、北の湖敏満、錦戸眞幸、野口聡一、山本譲二、EXILE、w―inds.、船越英一郎、的場浩司、石田純一、神田うの、高橋みなみ、西内まりや、池乃めだか、中村メイコ、波乃久里子、鳥羽一郎、山川豊、平松政次、元木大介、小橋建太、清水宏保、岩本輝雄(敬称略、順不同)

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