木久扇 喉頭がんで休養から復帰「笑点」で元気な姿

[ 2014年9月28日 05:30 ]

喉頭がんから復帰した林家木久扇(前列右)に拍手を送る桂歌丸(前列左)と(後列左から)三遊亭小遊三、三遊亭好楽、春風亭昇太、三遊亭円楽、林家たい平、山田隆夫

 初期の喉頭がんのため7月から休養していた落語家の林家木久扇(76)が27日、都内で日本テレビ「笑点」(日曜後5・30)の収録に復帰した。

 木久扇が77歳の誕生日を迎える10月19日と同26日放送の2回分を収録した。おなじみのテーマ曲に合わせて登場すると、客席から盛大な拍手。「元気になって戻ってまいりました」とあいさつした。

 大喜利では「病気が治ってもっと“めでたい人”になっちゃった」と病気を笑いに変え、「いやんばか~ん、うっふ~ん」などと得意の歌ネタを披露。司会の桂歌丸(78)が「もう一回入院したら?」とあきれるほど元気な姿をアピールした。

 収録後は、笑点メンバーと会見。約2カ月ぶりの収録について「リズムに乗るのが難しかった。(勘が)まだ戻っていない」と感想。21日に埼玉県行田市の寄席で仕事復帰した際にかすれていた声も、だいぶ回復し「(現状は)70%くらい」と語った。28日に東京・町田市民ホールで行われる「木久扇・円楽・たい平 三人会」で高座復帰の予定。

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2014年9月28日のニュース