さんま BC石川で笑撃一日コーチ!愛弟子・木田引退に花

[ 2014年9月14日 05:30 ]

<石川・福井>鉄拳制裁の!?明石家さんま一日コーチ

 明石家さんま(59)が13日、野球の独立リーグ・ルートインBCリーグの石川―福井戦(石川県立野球場)で石川の「一日コーチ」を務めた。20年来の親交がある木田優夫GM兼投手(46)が14日に現役を引退するため、花を添えるために駆け付けた。

 さんまが来場するとあって、球場は独立リーグ新記録となる1万5877人で超満員。普段は600人前後の客入りだけに、観客からは「こんなに集まるなんて信じられない」という声が上がった。

 さんまは「嘘(うそ)八百」から連想して自ら提案したという「800」の背番号入りユニホームで登場。試合前には、大ファンの長嶋茂雄巨人終身名誉監督(78)や、自身がブレークするきっかけとなった故小林繁さん(享年57)らのモノマネを交えて選手を指導。木田から「一日コーチ」として紹介されると、チームが既にリーグ戦で後期優勝したことを引き合いに「消化ゲームに呼ぶな、アホ!」と一喝。木田が「僕はGM兼投手なので、さんまさんは僕の部下」と反撃し、息の合った掛け合いでスタンドを沸かせた。

 さんまが木田と出会ったのは93年。当時、さんまが監督復帰した長嶋氏との対面を知人に相談したところ実現。そのお膳立てをしたのが、巨人に在籍していた木田だった。それを知ったさんまは以後、木田と交流を深めた。クリスマス恒例のフジテレビ「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー」にも97年から「トナカイ」役として起用している。

 試合は2―5で惜敗。木田が9回に登板すると、さんまはマウンドへ駆け寄り投球練習を見守った。終了後は「退団式」と称し、球場を1周。石川の選手たちから胴上げされ、3度宙に舞った。

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