ファンが願う償い「音楽の場に戻って。できればチャゲアス復活」

[ 2014年9月13日 10:33 ]

傍聴券を求め地裁に並ぶ人たち

 覚せい剤取締法違反(使用、所持)罪などに問われたASKA被告の判決公判が12日、東京地裁で開かれ、懲役3年、執行猶予4年(求刑懲役3年)の有罪判決が言い渡された。この日もASKA被告の姿をひと目見ようと、多くのファンが足を運んだ。

 神奈川県の主婦(44)と埼玉県の主婦(54)は、初公判で傍聴整理券を求めて並ぶ列で知り合ったという。ともにファン歴25年。この日も連絡を取り合って、2人で並んだ。今後について「薬物依存の克服は大変だと言いますし、まずは人間としての生活を取り戻して。歌はその次です」と健康を気遣った。

 群馬県から来たファン歴28年のフリーター女性(39)は、栩内被告も含め全公判に足を運んでいるという。この日は傍聴できなかったが、初公判は当たりを引き、法廷でASKA被告の姿を見たという。ASKA被告に対し、罪の償いは当然としながら音楽活動の再開を熱望。「アジアをはじめ世界中にファンのいる天才。彼がいるべきは音楽の場。そこに戻るのが本当の償い。今さら一般人に戻るなんて納得できない。できればチャゲアスとして復活して」と話した。

続きを表示

2014年9月13日のニュース