重かった求刑「懲役3年」…若狭弁護士の見解、保護観察確率5割

[ 2014年8月29日 06:16 ]

ASKA被告初公判

(8月28日 東京地裁)
 懲役3年と初犯にしては重い求刑を受けたASKA被告。検察側の判断について、元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士は(1)薬物に20年以上依存し、再犯の可能性が高い(2)暴力団関係者から購入(3)所持していたMDMAが多量――などを挙げ「量刑は諸事情にリンクするため、重くなった」と説明。その上で、判決については「懲役3年、執行猶予4~5年で、5割の確率で保護観察付きになるのではないか」とした。

 さらに、今後行われる栩内被告の裁判にも影響が出る可能性があるという。ASKA被告が「大事な人」「一緒に使用したことはない」の証言に注目。「相手をかばっているように見えてしまい、裁判長にも真実、真相を明かしていないという印象を与えてしまっている」とし、逆効果だったと指摘した。

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2014年8月29日のニュース