小藪「感慨深い」ヒップホップユニット「ビッグポルノ」解散ライブに500人殺到

[ 2014年8月28日 20:13 ]

 お笑いタレント・小藪一豊(39)と「レイザーラモン」によるヒップホップユニット「ビッグポルノ」が28日、都内で解散ライブを行った。

 ビッグポルノは03年に結成。下ネタのラップを軸にコント、漫才などお笑いの要素も取り入れたライブを不定期に開き、徐々に人気、認知度を高めてきた。08年からは、小藪の提唱で音楽の夏フェス「サマーソニック」に対抗した「コヤブソニック(コヤソニ)」を毎年開催しているが、今年6月に解散を発表した。

 その理由は小藪とレイザーラモンRG(40)の「子育て論」の違い。RGの子どもが下ネタラップのためにいじめられていると告白したのがきっかけで、小藪が「売れるためにやっていて今後、ええ歌や面白い歌を歌って“ミュージックステーション”や紅白に出たって、絶対に下ネタをやっていたことは知られてしまう。ということはいじめられる可能性は一生残るから、もう解散しかない」と決断した。

 来月13~15日には大阪で最後のコヤソニが控えるが、小藪は「ビッグポルノを売るためにコヤソニをやってきたから、今日の方が感慨深い。キャパ100人のガレージみたいな所から始めて、ここまできた達成感もある」としみじみ。この日の解散ライブには約500人のファンが詰めかけ、「ビッグポルノというユニットが存在していたことを、脳の片隅にでも置いてもらえれば幸せ」と、「KING TIMER」、「OH! SHIT REAL」などの代表曲を披露した。

 なお、解散記念となるベストアルバム「ベストポルノ」が9月10日にリリースされる。

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2014年8月28日のニュース