高橋英樹 時代劇スターへの“転機”は「足が短くて…」

[ 2014年8月27日 18:18 ]

 第2回野村胡堂文学賞が東京都内で発表され、俳優高橋英樹が著書「高橋英樹のおもしろ日本史」(ベストセラーズ)で特別賞に選ばれた。

 50年を超える俳優生活の大半を時代劇スターとして活躍してきた高橋は「日活時代に、足が短くてスーツが似合わず、会社の重役や石原裕次郎さんから『着物を着たらどうだ』と、時代劇を勧められた。人生はどこでどう変化するか分かりません」と喜びを語った。

 受賞作は、歴史上の人物や出来事を、時代劇俳優の視点で語ったユニークな本。長女でタレントの真麻から花束を手渡されると「娘からもらうのは格別」と相好を崩した。

 文学賞に決まったのは作家塚本青史さんの「サテライト三国志」(日経BP社)。塚本さんは「新作では幕末物も書いてみたい。もし映画になったら高橋英樹さんに主演してほしい」と語った。

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2014年8月27日のニュース