石井氏　ＦＡ！？報道陣の前でガチガチ「３万人の前より緊張する」

「ふるさとアスリート」概要発表会見に出席したスポーツマネジメントエグゼクティブプロデューサーの石井一久氏

　吉本興業に契約社員として今春入社した野球評論家の石井一久氏（４０）が１４日、都内で行われた「ふるさとアスリート」概要発表会見に出席。スポーツでの地域活性化が目的のプロジェクトで、スポーツマネジメントエグゼクティブプロデューサーの肩書を持つ石井氏は「１０年、２０年、１００年と続く制度にしていきたい」と展望を語った。

　同社がふるさとアスリート（ＦＡ）として認定した人たちがスポーツを通して地域を活性化していくプロジェクト。プロ・アマ問わず一般募集で選考され、基礎知識の習得などを同社がサポートしていく。地方自治体や学校、企業などからスポーツ指導者派遣の依頼があった場合のマッチングを想定しているという。

　新しい試みに報道陣が注目する中、壇上で精度の説明を行った石井氏は、「３万人の前より、１００人ぐらいの方が緊張する」と苦笑い。元メジャーリーガーにもかかわらず「ぼくはゴルフが好きなので、ゴルフをやりたい」と冗談で笑わせた。また、大リーグ・ボストン・レッドソックスの田沢純一投手やニューヨーク・ヤンキースの黒田博樹投手などから制度に賛同するビデオメッセージが送られた。