映画監督の河瀬直美さん呼び掛け「奈良にふるさと納税を」

[ 2014年7月24日 17:40 ]

 奈良市出身の映画監督河瀬直美さん(45)が24日、市内でふるさと納税制度を活用した寄付を呼び掛けた。河瀬さんが理事長を務める「なら国際映画祭」の事業が、使途の指定先の一つに選ばれ、同日、記念式典があった。

 映画祭を使途に指定すると、寄付金の3分の2は映画祭に使われ、3分の1は市の文化振興事業などに充てられる。

 市納税課によると、ふるさと納税による市への寄付金額は毎年200万~300万円にとどまっており、市はふるさと納税で映画祭のファンを取り込み、寄付金を増やしたい考え。河瀬さんは「目標は2桁アップ。若者や世界の人たちを取り込みたい」と抱負を語った。

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2014年7月24日のニュース