「ビリバン」菅原孝、脳出血で緊急入院…介護中の母宅で倒れる

[ 2014年7月11日 05:33 ]

脳出血で緊急入院した「ビリー・バンバン」の菅原孝(右)。左は弟の進

 兄弟デュオ「ビリー・バンバン」の兄・菅原孝(69)が10日、脳出血のため、都内の病院に緊急入院した。所属事務所によると、症状は軽く、意識はあるという。この日予定されていた、12日に日本テレビで生放送される音楽特番のリハーサルには、弟の進(66)が1人で参加。「オレが頑張るから、兄貴は心配しないでくれ」と、スポニチ本紙に思いを語った。

 菅原が倒れたのは、東京都国立市にある実家。高齢の母親(94)の面倒を見るために帰っていたところ、この日朝、トイレに入ったまま40分間以上出てこないことに母親が気付いて、進に電話で連絡。尋常ではないと感じた進の息子がすぐに電話で救急車を呼んだ。到着した救急隊員がトイレを開けて、倒れていた菅原を発見した。

 菅原はすぐに病院に搬送されて、集中治療室に入った。症状が軽い脳出血ということが分かり、すぐに点滴などの救急治療を受けた。一命を取り留め、意識はある状態という。

 この日、菅原は、進と共に千葉・幕張メッセで行われた日本テレビの音楽特番「THE MUSIC DAY 音楽のちから」(12日放送)のリハーサルに参加する予定だった。進がバンドと共に参加し、大ヒットしたデビュー曲「白いブランコ」を歌った。スポニチ本紙の取材に「オレが頑張るから、兄貴は心配しないで早く治してくれ」とコメントした。

 「ビリー・バンバン」にとって今年は45周年のメモリアルイヤー。8月6日にNHKラジオ深夜便のうたの「いつか来た海」をシングル発売し、10月には45周年アルバムを発売することになっているだけに、菅原の容体が心配される。

 ◆ビリー・バンバン 1969年に兄弟デュオとして「白いブランコ」でデビュー。72年、ドラマの主題歌になった「さよならをするために」が80万枚のヒットとなり、同年のNHK紅白歌合戦に出場。76年に一度解散するも84年に再結成した。09年に坂本冬美がカバーした「また君に恋してる」はオリコン週間チャート最高3位を記録するなどロングヒット。

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2014年7月11日のニュース