トム・クルーズ “列島横断”10時間で大阪→福岡→東京

[ 2014年6月27日 05:30 ]

チャーター機内で取材陣に話しかけるトム・クルーズ

 米俳優トム・クルーズ(51)が26日、大阪、福岡、東京の3都市を一日で回る映画キャンペーンを行った。各地で主演作「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(7月4日公開)のプレミアイベントに出席し、約10時間で約1368キロを移動。チャーター機に同乗したスポニチの取材に応じた。

 日本航空の165人乗りジェット機を借り切っての“列島横断”。機上ではトム自らが26人の取材陣を「お・も・て・な・し」。席まで歩み寄り、一人一人に両手を差し伸べて握手した。

 その際に「サッカーW杯を見てますか?」と質問すると、「日本は残念だったね」と渋い表情。一方、米国は強豪ポルトガルと引き分けるなど1勝1分けと善戦しており、「興奮してるよ。勝ち続けて優勝してくれるはずさ!」と、1次リーグ突破どころかV宣言も。

 キャンペーンは午前9時50分の大阪・道頓堀からスタート。ダグ・ライマン監督らと船に乗って姿を現すと、川沿いを埋め尽くした約3000人のファンに「マイド、オオキニ」と大阪弁であいさつ。続くJR博多シティ駅前広場でのイベントでは約7000人を前に、祇園山笠の長法被姿を披露した。

 最後は東京・六本木ヒルズに登場。旅の疲れも見せず「アイ・ラブ・トーキョー!」と約1500人のファンの声援に応えた。イベントは午後8時に終了した。

 映画は、主人公が同じ時間を何度も繰り返す「タイムループ」に巻き込まれる異色の設定。この物語にちなみ、プレミアを一日で3度繰り返した。

 ≪スペシャル機内食≫チャーター機ではスペシャル機内食を振る舞った。大好物という寿司や和牛のマリネ、プロシュートなど=写真。機内アナウンスでも搭乗員が「当機のコールサイン(パイロットなどが使用する航空会社の呼び出し名称)はオール・ユー・ニード・イズ・キルです」とあいさつ。関西国際空港では空港スタッフが滑走路に並び、「おおきに」の横断幕で見送りトムを喜ばせた。

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