浅田真央 ミステリーハンターに!フィギュアの歴史伝える

[ 2014年6月26日 05:31 ]

スロバキアでフォークダンスを習う浅田真央(C)TBS

 フィギュアスケートの浅田真央(23)が7月5日放送のTBS「世界ふしぎ発見!」(土曜後9・00)で人生初のリポーターを務める。フィギュアスケートの誕生などの歴史を伝える。

 来季の休養を宣言した5月19日から約1カ月後の6月12日、新たな挑戦で始動。オーストリアの首都ウィーンやハンガリーの首都ブダペスト、スロバキアを巡り、リポーターとして精力的に取材をしていた。

 番組は86年4月に開始。タレントや著名人が務める週替わりの「ミステリーハンター」が世界各地に足を運んで歴史の謎を追い、スタジオ出演者らにクイズを出題する。浅田は小さな頃から好んで見ていたそうで、「休養明けにも役立つように見聞を広めたい」という自身の希望と、番組の内容が合致し、ミステリーハンターとしての出演が決まった。

 フィギュアの基礎を築いた米国人ジャクソン・ヘインズが1864年に渡欧しウィーンでアイデアを得たことを紹介。また、過去にフリーの楽曲に使用した「愛の夢」の作曲家フランツ・リストについてリポートしたり、貴族が真夏にスケートを楽しんでいる絵画の謎に迫る。

 自身の進退について「ハーフハーフ」という印象に残る言葉を使った浅田らしく、ハンサムといわれるリストの肖像画を見て「私、顔を知っていたら違う演技ができていたかも」などと、インパクトのあるコメントを次々と披露、制作スタッフを驚かせた。浅田は「何もかも初めての経験だったので、大変でもありましたが、新鮮で楽しく、表現者としても勉強になる旅でした。私の初めてのリポート姿も楽しんでいただければ幸いです」と話している。

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