元K―1戦士 武田幸三 初主演映画に「120%の魂込めました」

[ 2014年6月21日 16:31 ]

映画「デスマッチ」初日舞台あいさつに登場した武田幸三(左)と石井一久

 K―1などで活躍した元キックボクサーの武田幸三(41)が21日、都内の劇場で初主演映画「デスマッチ」(監督アーティー・モーガン)の初日舞台あいさつを行い、「120%の魂を込めました」と作品にかける意気込みを語った。

 武田は愛する女性の借金を返すためストリートファイトで体を張る元傭兵を熱演。現役時代に“超合金”とも呼ばれた筋肉美は変わらず派手なアクションに挑戦している。オールフィリピンロケに、「タイでの試合を思い出した」と戦闘モードにスイッチ。格闘技経験のある現地の役者と本気で殴りあった場面には、「本当の血か血のりか分からなかった」と笑った。

 2010年に引退後、よしもとクリエイティブ・エージェンシーの俳優部門に所属。畑の違う演技のレッスンに「恥ずかしかった」と振り返る。それでも、「やるならでっかいところで」とアクション俳優として世界での活躍を視野に入れる。自ら志願してセリフはすべて英語で通した。

 日米の球界で活躍し、引退後はよしもとに入社した元野球選手の石井一久(40)もゲストとして登壇。アメリカで成功する秘けつを授けるはずが、英語が堪能と知るなり、「じゃ、大丈夫ですね」とあっさり太鼓判を押して笑わせた。

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2014年6月21日のニュース