先制点奪えば勝機…ハーフタレントnicolaがギリシャ攻略指南

[ 2014年6月17日 06:35 ]

ギリシャと日本の国旗を持って笑顔のnicola

 サッカーW杯ブラジル大会で日本代表は20日(現地時間19日)、ギリシャと対戦する。決戦を前に両国のハーフタレントのnicola(ニコラ、26)が、ギリシャ攻略のカギを指南した。

 ギリシャ人の特徴は「物事にあまり執着しないところ」とnicola。粘り強さが持ち味の日本とは対照的。「勢いを持ってしまえば強いと思うけど、先に1点を取られたらメンタル的に厳しいのかな」と言う。早めに先制点を取り、白旗を揚げさせることが理想的な戦いだ。

 父のアンゲロスさんを例に挙げて説明。「口げんかをすると、ビックリするくらい声が大きくなる。ガーっと怒るんですけど、熱くなってもすぐに冷める。少ししたら、自分が悪くても、悪くなくても、“ごめんね”ってハグして終わるんですよ」という。ドライな国民性とも言える。

 ただ、ギリシャも初戦に敗れ、絶対に負けられないのは日本と同じ。開幕前のボリビアとの強化試合では「外に出そうなボールを追いかけてゴールに結びつけた。いつものギリシャとは違い諦めないところもある」とチームについて分析した。

 イケメン選手も紹介。MFアンドレアス・サマリス(25)で「ギリシャは濃い顔の人が多いんですけど、サマリス選手はベビーフェース。可愛くて優しい顔をしてるので、日本の女性にもウケると思う」と話した。

 nicolaはアテネで生まれ、4歳までギリシャで育った。「家から電車でちょっと行ったところにパルテノン神殿があった」という。日本とギリシャのどちらを応援するのか聞くと複雑な表情。「日本にはギリシャを応援する人がいないので、今回はギリシャを応援します」と明かした。

 ◆nicola(ニコラ)1988年5月18日、アテネ生まれ。育ちは兵庫県。11年から芸能活動を開始、TBSドラマ「桜蘭高校ホスト部」などに出演。趣味は映像作り、特技はダンス。1メートル52、39キロ。血液型A。

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