まゆゆらの“AKB絵馬”盗難か…三陸鉄道「返して」

[ 2014年6月5日 05:30 ]

AKB48のメンバーが三陸鉄道南リアス線恋し浜駅に納めた「ホタテ絵馬」

 ホタテの貝殻に思いを書き込んだ「ホタテ絵馬」が待合室に掲げられている三陸鉄道南リアス線恋し浜駅(岩手県大船渡市)で、AKB48の渡辺麻友(20)らが納めた絵馬3枚がなくなっていることが、4日までに分かった。盗まれた可能性が高く、吉田哲運行部長は「非常に残念。持っていった人は、どこの駅でもよいので届けて返してほしい」と呼び掛けている。

 三陸鉄道は類似被害を防ぐため、他のメンバーが書いた絵馬も5月末、一時的に取り外した。「著名人の絵馬も一般の方と同じように掲げたい」として、時機を見て元に戻す予定。

 絵馬は三陸鉄道が全線開通した4月、渡辺ら6人がイベントを実施した記念に1枚ずつ書いて駅に納めた。5月23日、ホタテ絵馬作りに協力する地元養殖組合のメンバーが、渡辺と相笠萌(16)、田野優花(17)の3人分がないのに気付いた。絵馬をつるしていたロープには、一部を火で焼き切ったような跡が残っていた。

 ホタテ絵馬は、駅名が小石浜駅から改称された09年、地元名産の養殖ホタテの貝殻を使った恋結びの願掛けとしてつるされるようになった。待合室に常時置かれ、誰でも記入できる。現在は1万枚以上掲げられている。

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2014年6月5日のニュース