カラフルGLAY!?新曲MVは蜷川実花さんが監督

[ 2014年6月2日 05:31 ]

GLAYの新曲「BLEEZE」のミュージックビデオを監督した写真家の蜷川実花さんとGLAYのメンバー

 GLAYの新曲のミュージックビデオ(MV)を、映画監督の蜷川実花さん(41)が手掛けた。作詞、作曲したボーカルのTERU(42)がAKB48のヒット曲「ヘビーローテーション」のMVを見たところ、新曲のイメージと合致。蜷川さんが監督していたことからオファーした。クールなMVが多かったGLAYのイメージを覆す、ポップでカラフルな作品に仕上がった。

 まぶしい太陽の下、激しく踊る水着ギャル。テンションが上がったのか、キスをするカップルも。レゲエの“アゲアゲ”なMVを見ているような印象だ。

 新曲はTERUが作詞、作曲した「BLEEZE」(7月9日発売)。疾走感あふれる爽快なロックナンバーだ。このイメージに合うMVを作ろうと考えていたところ、TERUの目に飛び込んできたのが「ヘビーローテーション」(10年8月)のMVだった。テレビ放映されていたのを見て「僕が求めていたキラキラ感はコレだ」と直感したという。

 TERUは「“BLEEZE”は全体のイメージをキラキラさせたサウンド作りにしたこともあり、ビデオも“キラキラ”をテーマに作りたいと思っていた」と説明。「ヘビロテ」のMVの監督を調べたところ、04年にカレンダー撮影をしてもらって以来親交のある蜷川さんだったため、すぐにオファーし、快諾を得た。

 撮影は4月上旬に行い、約100人のエキストラが参加する大規模なものとなった。これまでのGLAYはモノトーン調のMVが多かったが、絵の具箱をひっくり返したような“色の洪水”となった。

 「ヘビロテ」は今年2月、日本人歌手で初めて公式MVがユーチューブで再生回数1億回を突破。人気メンバーの下着姿などが話題となった。蜷川さんはAKBのファンだったこともあって監督を務めたという。

 蜷川さんは「今までのGLAYのイメージとは違う提案をしたのに、面白いと思ってもらえてうれしかった。とても素敵な仕上がりになった」と自信たっぷり。MVは、2日午前8時から動画サイト「GyaO!」で1週間限定で公開される。

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