AKB襲撃の梅田容疑者 自転車で116キロ移動か?

[ 2014年5月28日 05:30 ]

 AKB48の川栄、入山らをのこぎりで切りつけた青森県十和田市の無職梅田悟容疑者(24)は27日午後2時20分ごろ、盛岡地検へ送検された。勾留先の盛岡西署を出る際には、紺色のジャンパーを着て顔はすっぽりとフードで覆われていた。取り乱すこともなく終始落ち着いた様子だった。

 県警などへの取材で、梅田容疑者が「かなり前からイライラ感が続いていた。2人を狙ったわけではなく、AKBなら誰でもよかった。2人の名前は知らない」と供述していたことが判明。切りつけるのに使ったのこぎりについては「家から持ってきた。会場には、折り畳んで手提げ袋に入れて持ち込んだ」と供述しているという。容疑者はこれまで「人の集まるところで人を殺そうと思ってやった」と話しており、不特定多数を対象に襲撃を計画する中で、AKBのイベント会場に向かった可能性もあるとみて、県警が調べている。

 その中で依然、ベールに包まれているのが梅田容疑者の足取りだ。捜査関係者は「まだ捜査中」と口をつぐむ。梅田容疑者の母親によると、握手会前日の24日午前4時すぎに自転車で外出してから行方が分からなくなった。なぜ、容疑者は握手会の30時間以上も前に家を出て行ったのか。自宅のある十和田市のタクシー運転手は「滝沢までは一本道だ。恐らく自転車で行ったんじゃないか」、近隣の住民も「かなり遠いが、自転車で行けないこともない」と語る。

 十和田市と握手会会場がある岩手県滝沢市とは国道4号で結ばれている。自宅から会場までおよそ116キロ。自転車なら平均時速10キロで移動した場合、半日で到着できる計算だ。親族らによると梅田容疑者は中学時代は陸上部に所属し、青森の県大会800メートルで2位に入った脚力の持ち主。しかし、高校時代にいじめに遭い、通信制の高校へ転校。仕事も長続きせず最近は家にひきこもっていたという。人生の歯車が狂った末の凶行。心の闇は黙々と自転車をこいでいるうちに深まっていったのかもしれない。

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