熊本・慈恵病院 BPOの「明日ママ」不審理を受け入れ

[ 2014年5月22日 21:09 ]

 児童養護施設を舞台にした日本テレビ系のドラマ「明日、ママがいない」を放送倫理・番組向上機構(BPO)が審理対象にしないと決めたことについて、審理を申し立てた慈恵病院(熊本市)は22日、受け入れる考えを明らかにした。

 蓮田健産婦人科部長は「今後のドラマのガイドラインを作るためにも審理してほしかったが、これ以上は何ともしようがない」と語った。

 慈恵病院は親が育てられない子どもを受け入れる「こうのとりのゆりかご」を運営。ドラマが「児童養護施設の関係者の名誉を傷つける」と主張していたが、BPOは慈恵病院が直接の利害関係者に当たらないとして、21日付で審査入りしないと通知した。

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2014年5月22日のニュース